自分に適している職種は何かと悩む人は多いが、そもそも適職とは何かをよく考えることから始めるのは見つけ方として優れている。
仕事に従事していてやる気が失われていってしまうようでは適職とは言えないのは明らかだろう。
重要なのは高いモチベーションを維持して前向きに仕事に取り組んでいける職種ということであり、モチベーションの原動力になる活躍場面があることが大切になる。
何をもって活躍場面と言えるのかをそれぞれの仕事の中で考えてみることが重要である。
仕事をすることで誰もが賞賛するような結果を出したり、誰にも知られずとも自分がやっていなければ多くの人が困ってしまうことをしたりする場合は多い。
目立って結果が他の人に見えなければ活躍と感じられないのであれば、縁の下の力持ちの仕事をするのは適していない。
逆に人から賞賛されるのが照れくさくて疲れてしまうという人はサポートに回った方がモチベーションが上がりやすい。
自分で活躍場面は何かと定義してみるのが適職の見つけ方である。
その定義が可能な職種であれば何を目指して働けば良いかが明確になり、その目標を達成することによって自然にモチベーションが上がる。
結果としていつも前向きに働ける環境で仕事をすることができるようになるのである。
そのためには現場をある程度は知っている必要があるため、興味のある職種についての情報収集を行うことは欠かせない。
必要に応じて実際に働いている人に話を聞くのも大切になる。